はやしたろうのはてなブログ

SE→システム営業→広告営業→ウェブマーケティング担当→集客担当→営業→チームマネージャーになった中で感じたことを書いています。

【社内営業】依頼時にいかに説得力を出すか

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はぉ、はやしたろうです。

最近、社内でこんなことがあった。

制作の先輩「マーケAさんからページ修正依頼が来たけど、変更する理由がわからないと変更しにくいんですけど。一応、全体のデザイン考えてやっているんで理由もなしに修正っていわれるとページ全体のデザインが崩れてしまうので・・・。」
マーケ部長「Aに修正案出すのを指示したのは俺だー。ごめん・・・」
制作の先輩「別に部長のせいってわけじゃないんですよね。Aさんに依頼されるのもいいんですけど、根拠がないと作り手としてはどっか悪いところがあったのかって考えちゃって・・・なんか上から目線の指示っぽくて」
マーケ部長「すまん、今度から俺が間に入るわ―・・・教えても実行できないのは・・・どうしたもんかなぁ・・・」

うちの会社は規模は小さいけれども、
・マーケティング部
・制作部
・営業部(わしはここ)
に分かれており、それぞれが案件によって連携していく必要がある。

今回の件は、マーケティング部からの発案に制作部に依頼をしたわけだ。
ただ、その依頼のしかたに問題があった。

理論と感覚はうまく翻訳しなければ混ざらない
マーケはデータ。
制作はデザイン。
「理論」と「感覚」である。(あくまでもざっくりとしたとらえ方です。)
この二つが協力するには共通の認識が必要不可欠なはず。
まぁ、それぞれのできることを翻訳して、それぞれのできる範囲内で「これをやりましょう」とならなきゃならん。

うちの制作はデザインの知識だけでなく、データ的な周辺知識も持っており、
そのうえでデザインを上げるだけの非常に優秀な人たちだと思う。
したがってデータ上裏付けがあれば、それを踏まえたうえでデザインを再考・修正してくれる。

問題は今回はデータの裏付けもなく、相談もなく、制作が意図していることを慮るもことなく、ただ「修正」という「指令」を出しただけだったこと。
(小さい会社だとよくあることなんだろうか? うちはこういうものをたびたび目にすることがあるんだけど・・・)
そりゃ、色々考えて作ったもんが納得いかない、納得させられるような根拠もなしに修正指令としてやらされたらたまったもんじゃない。

「依頼の仕方」=「営業」だと思うんだよなぁ。
営業のとき、「相手が何ができていて、何ができていないのか」を把握しないと、提案なんて出来やしない。
というか、その交渉のテーブルにも就けない。
(もちろん、キャラクラターで何ステップも飛び越してそのテーブルにつくことはあるけど)
テーブルにつけたとしても「自分に何ができて、何ができないのか」を伝えられないと提案なんて通らない。

これは社外への提案だからやるんじゃなくて、社内への提案でもやらねばならんと思う。
むしろ、社内だからかな?
社内だと色々なしこりが残ったままだと、いずれ破たんする。
そういうのをなしにするには気をつけること。
失敗したら、フォローをきちんと入れること。

人の振り見て我が振り直せ。
そんなでき事だった。