最近、社内の別の仕事をしなくてよくなってきたので、リスティング作業にだいぶ集中してできるようになってきたので捗ってます。
ってことで、最近やっとやれていることを整理。
ほぼ自分用のメモです。
強化と抑制の使い分け
月間で予算を設定し、予算内でどのようにインプレッションを出して、クリックとコンバージョンに繋げるかがリスティング担当の至上命題。
予想以上に予算消化が進んでいるキーワードは抑制し、呼び込みたいキーワードへ予算を回すという流れ。
これは店舗経営と似ていると考えている。
売れている商品は多めに発注したいから、売れていない商品の発注を減らして予算を減らして、売れている商品の数を増やす。
(当たり前のことなんですけど、運用しているキーワードが10000個近くになると、大仕事です。)
なので、作業の順序として意識しているのは、1.無駄コストの削減、2.強化したキーワードへの再配分という流れです。師匠からの受け売りですが、実際作業してみて重要性を理解してきている感じです。
1.予算消化の進んでいるキーワードの抑制
これは運用する人によって、大きく違いが出る作業だなぁと思います。
他ジャンルのキーワードを運用している場合は、業界の流行り廃れをしっかり把握しないと取れてくるキーワードを間違って抑制してしまって大惨事ってことになりかねない。
逆に一つの業界に特化している場合は、単価が大きいので抑制しすぎると上位表示は愚か、表示さえされないということになってしまいます。
抑制で気をつけているポイントは
- インプレッション(表示回数)が多い
- クリック率が高い
- コンバージョン率が低い
というキーワードを見つけ出すこと。
これも最近当たり前ということを学びましたが、インプレッションが多いものは部分一致が多い。
「飲食店 求人」の部分一致で入札していると、「飲食店 求人」「飲食店 求人 東京」も引っかかってくるのでインプレッションは増えてきますよね。
この枝分かれをどれだけ適性に運用するかが難しいですね。
例えば、「飲食店 求人」はビッグワードですから、単価が高い。予算を消化しやすいですが、抑制しすぎると広告が表示されなくなる。
対策として完全一致で入札している場合がほとんどですが、これがニッチな業界だとそうも行かないわけですね。多少単価が高くても強化せざるを得ない場合もあります。
クリック率が高いということは検索キーワード(ユーザーニーズ)に一致している広告が出ているということ。これはよいことだと思います。ただ、コンバージョンがないということは呼び込んだページにユーザーニーズに答えられる情報がないということなので、ページ内容の見直しをする必要が出てくると。
広告の内容を変更するにも文字数は決まっているわけですから、必要なキーワードを盛り込みつつ、魅力的な内容にしなければいけないのでセンスが必要化と。僕はないですのでいつも困っています…orz
2.キーワードの予算(入札)強化
抑制の反対の作業として強化があります。
流入させたいキーワードがうまく取れていない場合は、入札価格を上げて、インプレッションが増えるようにします。
ただ、無駄に入札価格を上げるとクリック数だけ増えて、無駄な予算が消化されていくという状態に。
気にしているのは抑制とは反対で
- インプレッション(表示回数)が想定より少ない
- クリック率が低い
- コンバージョン率が高い
キーワードを探し出すこと。
クリックとコンバージョンが付いているキーワードは単純にインプレッションが増えれば結果に現れやすいので。
地域密着型だと駅名やら、地域名が入っているキーワードは抑えておきたい所。
その辺りから利益が出てくれば、安定して運用できるように抑制と強化を繰り返していけばよいのかと。(もちろん、繰り返しだけが手法ではないですが、今回のテーマとして、ね。)
抑制にしても強化にしても適切なキーワードをどれだけ見つけられるかに掛かっていると思います。
キーワードを見つけたあとは、管理画面からポチッと操作をするわけですが、その担当者の判断に委ねられるという怖い状況に…笑
これを怖いと言ってしまうと何もできなくなってしまうので、勇気と気合いで行動するしかないですね〜。
手法は本から学べます。
ただ、タイミングは実践しかござりません。
それを心にしてこれからもやって行こうと思います。
こわやこわや。
ちなみにこれで勉強しました。
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分からんことは結構読み返してやっています。
長いのに最後まで読んでいただきありがとうございました。