よく考えているのは、どうやったらチームでうまく動けるか、協働できるのか、に対してはまずは自己分析をしたほうがいいのではないか、ということ。
対人折衝が必要な場面で自分が考えていることをアウトプットしようと思います。
あ、唯我独尊タイプの人はいらないスキルじゃないかと思います。
自己分析は対人スキル
これは自分の中ではかなり大事だと思っていること。
理由は2つ。
一つ目は自分のことを理解しようとしていることで、対峙する人が自分にとって合うかどうかを考えられるから。
二つ目は自己分析を通して学んだ手法で、対峙した人がどんな考え方をするのか、見立てられるから。
シチュエーションによって対応は変えられます。
プライベートでは、合わない人とは距離を置く、という行動を取れる。
仕事であれば、相手に伝わる話し方次第で提案が通ったりする。
自己分析をしていると自分の得意も苦手もわかってくるから、対策が立てられるんですよね。
僕の場合は、
- 頭の回転が遅い
- 他人の感情を考える癖
- 楽しいことが一番
- 他人との距離を近づきたい
- 自己開示することに抵抗がない
- 争いは嫌い
- 旗振り役は苦手
- 作業に没頭したい
- 発散的、飽き性
- ロジカルな話はストレス
- 感覚派
- 人の話は割と聞ける
- 頑固
などあげるとキリがないけど、こんな性質がありそうです。
こういう性質があることがわかってきたので、
- 準備する。頭の回転が速い人とは付き合うのが苦手と近く
- 共感性を出しやすい話題を入れる
- 楽しそうだと感じたらGOする
- 距離を縮める方法を考える
- 自分のエピソードのパターン化
- 争いにならないような話し方にする
- サポート役に回る
- 作業タスクを作る
- 飽きてもいいやんけ、と許容する
- ストレスになるからロジカルな人は一定の距離を取る。対峙するときは準備するか戦う覚悟をする
- 感覚に従う
- 話を聞きすぎないようにする
- 客観を意識する
と言った思考を持つようになりました。
この思考を持てるようになってから、チームビルディングは格段にやりやすくなったし、無駄なストレスが非常に少なくなった。
自己分析すると他人もわかる
なんでそうなったかというと、前項の二つ目に挙げた、対峙する人のタイプの見立てを見積もれるようになったからです。
「他人もわかる」というのは煽りですが(笑)、見立てることでコミュニケーション内容を変化させて、伝わりやすくする気遣いを以前よりやれるようになりました。
色んな場面での対応が想定できますが、僕は
- 話を聞いてほしいタイプだからまずは聞こう
- 共感してほしいタイプだから相槌を大きめにしよう
- 知らないことに食いつくタイプだから何かネタ持っていこう
- 承認欲求が強いタイプだから、褒める点探そう
という対応をすることでスムーズにコミュニケーションが取れる回数は増えてきました。
自己分析の方法は様々
自己分析の方法は、
- 他人から率直な意見をもらう
- 自己分析の本を読む
- ワークショップに参加してみる
などたくさんあります。
他人から率直な意見をもらうときは、その場で反発しないことが大切でないかな、と思います。
どうしても図星なことには嫌悪感が出てくるので怒りを感じて反発してしまうものです。
心して聞いて、耳が痛いことも受け入れましょう。
率直な意見を言ってくれている方も、本当はそんなことを言いたくないのかもしれません。
「他人から自分はそう見えているのか」を発見できたことのほうが価値があると僕は考えるようにしています。
本やワークショップで自己分析をする際は、その分析結果を鵜呑みにしすぎないことが重要です。
結果が想定とドンピシャなものがあれば、それは言語化できてなかった自分の性格の一つかもしません。
あくまで結果のひとつであって、すべてを解き明かしたものではないと言う点にはご注意ください。
「自分はそういう面があるのかもな」という認識程度でいいと思います。
一つの結果を信じて、突き進んだ結果、失敗することは山ほど転がってますからね。
同じ分析テストを受けても、数年前と現在では結果が変わることはままあることですので。
ということで以上、何かの参考になれば幸いです。